自動車やバイクのブレーキなどには、アスベストが使用されていました。 環境庁の調査によると、幹線道路の近く、特に路肩の近くでは大気中のアスベスト濃度が高く、ブレーキから飛散したものだと思われます。 自動車、バイクのノンアスベスト化計画が打ち出され、続々と切り替えを完了させていますが、補修用ブレーキ用品にはいまだにアスベストが使われています。 トラックの積荷の産業廃棄物などからもアスベストが飛散しています。 さらに、道路にもアスベストが使われており、冬季に使われたスパイクタイヤで道路が削られ、アスベストが飛散するという例も見られました。スパイクタイヤは1992年に禁止されたとのことです。 国道については道路粉塵を除去して埋め立てたそうですが、県道や市道の道路粉塵は未処理のままです。 |