かつてドライヤーやトースターなどには、アスベストが絶縁材として使われていました。これらはヒーター保持材など、露出状態の部分に使われていたのです。 露出していない部分にアスベストが使われていたものとしては、電気オーブンや電気ストーブ、電気こたつのヒーター取り付け部材が挙げられます。 現在では全て材料変更がされたと言われています。 また、1986年ベビーパウダーにアスベストが含まれていることが報道され、大問題になりました。 ベビーパウダーの主成分であるタルクという鉱物の粉末に、タルクと一緒に生成したアスベストが混入していたのです。 厚生省は各メーカーに、アスベストが検出されないことを確認したタルクのみ使用するよう通知を出しました。 |