アスベスト水道管は広く使われてきましたが、衝撃に弱くつぶれたり破裂する例も多いことが示されています。 アスベスト水道管が劣化すると、アスベスト繊維がはがれてきます。 1988~1989年に東京と衛生研究所が都内の水道水を検査したところ、1リットル中に7500~93000本のアスベストが検出されました。 こうしたことから、アスベスト水道管の交換工事が各地で行われています。 また、日本酒やワイン醸造でアスベスト製フィルターが使われてきており、1985年日本酒造組合中央会が全面不使用の通達を出しています。 アスベストを飲んだ場合の影響は、まだはっきりしていませんが、動物実験では、口から入ったアスベストが体中に移動することがわかっています。 |