アスベストは、別名を「石綿」と呼ばれ、繊維は綿のように柔らかいですが、鉱物の一種なので火では燃えません。 言葉の由来はギリシャ語から来ているといわれ、「消すことが出来ない」「永遠不滅の」という意味があります。 アスベストは天然の鉱物繊維で、火山から噴出した溶岩が熱い水と作用しあうことによって、アスベスト結晶が繊維状に成長していくといわれています。 アスベストの繊維は非常に細い繊維で出来ており、一本の繊維の太さは髪の毛の1/5000といわれています。 熱や磨耗に強く、大変細いことから、便利なものとされ、様々な用途に使用されてきました。
日本でも、1995年四月から青石綿と茶石綿の使用は禁止されましたが、白石綿は現在でも使われているという現状です。 これから、日本でも使用禁止になる可能性は高いといえるかもしれません。 |